歯が痛くなくても歯医者に通う習慣を
「歯医者は歯が痛くなってから通うところ」だと思っていませんか? しかし、歯の病気は初期段階では自覚症状に乏しく、気付いた段階ではかなり進行しているケースがほとんどです。その場合、歯にダメージが及んでしまい、治療で歯を削ることでさらにダメージが蓄積されてしまいます。
近年、痛くなってからの「治療」ではなく、痛くなる前の「予防」が注目されています。定期検診や予防歯科を受けていれば、病気の早期発見・早期治療が実現でき、治療で大きなダメージが及ぶことはありません。
京王電鉄井の頭線「永福町駅」から徒歩1分、杉並区和泉の歯医者「原田歯科医院」では、定期検診・予防歯科を推奨しており、患者さん一人ひとりのお口の状態に合わせた予防ケアをご提案しています。「最近歯医者に行っていない」という方は、ぜひ一度定期検診にお越しください。
おすすめ予防方法~3DS~
専用のマウスピースにジェル状の薬(プロバイオテクス)を入れて、虫歯菌や歯周病菌が歯に付着する前に除菌する方法です。継続して使用することで、虫歯や歯周病の予防効果が期待できます。痛みも無いので安心して受けていただけます。
キシリトールも予防に役立ちます
歯科先進国であるフィンランドでは、虫歯予防にキシリトールを用いることが習慣になっており、高い虫歯予防効果が認められています。キシリトール入りのガムなどを取り入れて、虫歯の予防ケアを習慣化してみませんか。
キシリトールの虫歯予防効果
虫歯菌の活動を抑える | プラークが 落ちやすくなる |
酸を作らせない | 歯の再石灰化を促す |
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キシリトールには、虫歯菌の活動を抑制する働きがあります。 | キシリトールは、虫歯の原因であるプラークのねばつきをサラサラの状態にします。これにより、歯みがきで落としやすくなります。 | キシリトールには、虫歯菌が出す酸を作らせない働きがあります。 | キシリトール入りのガムを咬むことで唾液の分泌が増え、歯の再石灰化が促進されます。 |
初期の虫歯は再石灰化で治せる可能性があります
口腔内では、常に歯質のミネラル分が溶け出す「脱灰(だっかい)」と、溶け出したミネラル分が再び歯に吸収される「再石灰化(さいせっかいか)」を繰り返しています。虫歯が発生するのは、再石灰化よりも脱灰の時間が長くなり、歯質のミネラル分が溶けている状態です。脱灰よりも再石灰化の時間を伸ばすことで、虫歯を抑えられます。
歯の再石灰化を促すには、キシリトール入り食品の摂取や歯科医院でのフッ素塗布、PMTCが効果的です。当院にておすすめのキシリトール入り食品のご紹介やフッ素塗布、PMTCを行っていますので、ぜひご利用ください。
予防メニュー
歯みがき指導
患者さん一人ひとりの歯の形や大きさ、歯並びに合わせて、歯ブラシの当て方、動かし方などをお教えします。また、歯ブラシなどデンタルグッズの選び方もお伝えします。
フッ素塗布
フッ素を歯の表面に塗布する処置です。歯質を強化し虫歯菌に負けない強い歯を作ることができます。また、再石灰化を促す働きもあるため、ごく初期の虫歯なら治癒が期待できます。定期的に処置して効果を維持させましょう。
PMTC
専用機器を用いた歯のクリーニングです。歯の表面に付着したプラークなどの汚れを徹底的に除去します。虫歯や歯周病を予防でき、口臭や歯の黄ばみの改善が期待できます。
咬み合わせチェック
歯並びや咬み合わせが乱れていると、歯みがきが上手くできず、虫歯や歯周病を招きます。また、顎関節症や肩こり・頭痛などさまざまなトラブルに発展しかねません。咬み合わせをチェックすることでこれらのリスクを把握し、改善の必要があるか調べます。
生活習慣の指導
虫歯も歯周病は生活習慣が原因で起こることがあります。食生活や生活習慣について伺い、必要があれば改善アドバイスをします。
院長のワンポイントアドバイス
お口の中の菌と全身の健康はとても密接に関わっています。お口の中の悪い菌を減らすことはとても重要です。ご自分ではどうしても残ってしまう磨き残しは、3DSで治療しながら2~3ヶ月に1回、歯科医院でお口のお掃除をしましょう。ご自宅でのセルフケアと歯科医院でのプロケアがお口の健康となり、全身の健康に繋がります。
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